資産形成での安定した資産防衛に金鉱株をポートフォリオに入れるべきと金鉱株を支持している書物を読んだことがあります。よく債券は取り上げられますが、金鉱株は珍しいですよね。
一般の市場株価とは異なる動きをする相関性から株価の下落時の耐性に利用する目的ですが、見ていると市場株価と逆相関の立場で動くわけでもないようで、まぁあまり積極的に購入したいとは思わないチャートを描いている感じです。
GLDとは当たり前ですが相関性があり、逆にGLD次第の動きを見せています。むしろこの動きの方が利用価値が高そうです。GLDが上がればガツンと上がりますし、GLDが軟調になれば不人気になりさっさとあっと言う間に下がってしまいます。
GLDのボラティリティは株と同程度ありますが、チャートを見る限りではボトムはしっかりしており過去より落ち込むことは無さそうで長期的に見れば右肩上がりが期待出来ます。時々リセッションを繰り返す株式市場では急上昇し資産防衛の役割をはたしてくれるようです。
その時、スパイクの様に上昇するのが金鉱株のようですね。この動きは分かり易いです。ただGLDが下がり始めると、バッと下がってしまいます。
この極端な動きで長期的に右肩上がりにはなかなか難しく、株価がブル市場でも低迷してGLDの様に資産形成にはちょっと不向きなものといえます。
ただしGLDが高止まりすると業績は当然よくなりますので株価は上がることは間違いなしです。
〇私の考え方
GLDが軟調、レンジ相場になると真っ先に魅力を失いますので、悲観的な下落局面では「買い」、できれば過去のボトムに近づくぐらいが買い場です。
もちろん無理に買う必要はありませんが、リセッション市場になるとGLDの上昇から金鉱株は急激な上昇が期待出来ます。
そしてこの時は売りです。売って下落している株を拾ぃ上げるローテーションが出来ます。
金鉱株は反応が早いので一旦上がったら売りがちょうど良さそうです。長期投資よりも底買い、売り時を見て売る、がいい感じかと。
チャート的に今がまた底値にいると思います。この戦略うまくいくか、ちょっと買って様子を見たいと思います。
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