独身なら、5千万円ぐらいあればあとは軽く毎月生活費ぐらい稼いでセミリタイヤできそうな目安と思っていますが、昨今の株式のダダ下がりを見ているとどんな状況か想像してみました。
もちろん資産配分は各個人バラバラなのでなんとも比較できませんが、仮に全部株式であればどのような状況なんでしょ。
円安の状況も考慮して、今回は100%投資信託としておきます。参考にするのは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。
22年年初基準価格 19,408円
この金額から5千万円として4%ルールで▼4%取り崩します。税は無視して200万円を売却して得ることとしましょう。
残り4,800万円です。さて、今現在の基準価格を見てみましょう。
5月23日基準価格 17,456円
値下がりとして▼10%、今は大体1割減程度だったのですね。円ベースでは騒ぐような大幅な落ち込みにはなってないようです。
そうなると年初4,800万円から▼10%だとすると、
今の資産結果は4,320万円ということになります。
個人的にはまぁまだ悲観するほどの値下がりでもない感じですが約480万円、2年強分ぐらいの生活費を持っていかれている状況もメンタルしんどいかもしれません。
ここまで下がるのは誰も想像できません。年初で取り崩すというのはやむ得ないですが、取り崩しがなかったら、取り崩し分も含めて▼500万円程度持っていかれている状況でもあります。取り崩しはタイミングは計れないとも思えます。
年に数回取り崩しを分散し、値下がりが止まらないのあれば現金ポケット(現金の貯蓄)から生活費を引き出す様にする作戦をとる必要があります。
何より値下がりしていていも、まずはメンタル構築ですね。すぐに投げ売りせずに耐えて耐えて耐え抜くぐらいの覚悟がないとFIREは持続できないものなんでしょう。
私もFIREを目指すものですが、これは試練ですね。毎月給料が入ると思うとホッとします。
また株式だけのFIREはペーパー投資のボラティリティを覚悟するか、別の投資先(不動産等)で変動を抑える工夫も考えられます。
時代それぞれの適正もありますし、個人の立ち位置もいろいろと異なっているので最適な投資配分に正解はないと思います。
まだFIREではなかったら投資先のアセットクラスを見直しておくのもいいですね。
(でも最終的にはメンタルです(汗)
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