引退まで残り時間のリタイヤ戦略

50歳まで辞めたい。と宣言してしまいましたが、昨今の市場動向からかなり危うい感じはしてきています。(涙)

株価は下落するし、円安で物価は上がっています。あまりインフレ調整が出来ていない年金も考えると将来は円だけでも不安になってきます。

とは言っても、どうしようもないことは多々発生してくるかと思いますが目標に向けて進めなければ目標の達成はできません。自分ではどうにもならないことは、とやかく悩んでも今自分に出来ることを前向きに検討すべきでしょう。

残り時間の戦略

さて、50最までさっそく残り4年を割って3年11か月になってしまいました。この間にできるだけ資産の拡張と、リタイヤ後の収入源を探らなければなりません。

よく考えられるのが、この間に副業を得ることを想定して動いておくのが常套ですが、私が試していろいろ検討してみた結果、副業から収入を得るのは時間がかかる、しかも副業に充てる時間が限られている等々考慮すれば、結果として今の本業で収入を得ることに頭を切り替えました。

しかしながら今から出世や年収アップなどあり得ません。できることは簡単な話、残業を増やすのです。

法定労働時間とは

法定労働時間では下記のように書かれています。

〇使用者は、原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。
〇使用者は、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけません。

労働時間・休日 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

法定労働時間は5日×8時間で40時間です。この時間外は時間外労働の残業になります。

大体はこの就業時間とされていますが注意すべきは、例えば会社の就業規則で昼休憩覗く労働時間が7時間だとすると、時間外の労働でも一日の8時間内であれば時間外労働とはなりません

(ただし会社の規則で時間外としている場合もあります。)

残業代は月給から所定の労働時間、月の就業日数から1時間あたりの時給の1.25倍となります。

深夜残業は午後10時~午前5時の間の労働になります。この労働時間はさらに25%割増の1.5倍となります。

休日労働であれば1.35倍となります。

深夜や休日での時間外は賃金コストで雇用側はあまり認めがらないので、普段対応できるとしたら、通常の時間外労働で1.25倍が妥当なところでしょう。

しかしながら、ご存じ通り無制限に残業できるわけではありません。就業規則や雇用契約で労働組合や労働者代表者と協定を結んでおり、36協定があります。

協定では時間外労働は週15時間、月45時間までです。

特別条例で上限を延長できる場合はありますが、特殊な場合に限られます。さらに45時間以上は年6か月までで、基本的には月45時間までです。

残業を出来る限りやるのであれば週15時間で、一日3時間。ただし毎日3時間だと20日で60時間にもなってしまいますので定量的にするならば、毎日2時間程度が妥当となります。

ダラダラとするわけにはいかず…

ただし労働問題は厳しい監視がなされていますので、時間外労働は厳格なルールを設けられてる場合がほとんどです。ルールに基づいて対応せざる得ません。月45時間以前に残業規制している所も多いです。

残業に対してはいうまでもなく、「なんとなく残る」では周囲からはすぐに見破られます。職場というものは意外と周囲ことが気になる方々が多い様で(かなり多い所感・笑)、下手な対応をすると危ぶまれますのでうまく立ち回ることになります。仕事もないのに残業はできませんし、マイペースすぎるのも是正を求められます。積極的に仕事を受ける、改善を目的とする等でアピールをし、会社に貢献するイメージを打ち出して労働を増やさないといけません。

社会保険料対策

所得が増えると、所得税として累進課税となります。これは給料でもらう限りは税を取られるのは已む得ません。しかし、すこしばかり節税対策もあります。よく言われる、「4~6月に働くな」というやつです。何のことかというとこの期間に所得が多いと税金が多く加算されるというものですが、加算について正しくは社会保険料の健康保険、厚生年金、介護保険です。

この保険料は年一回の標準報酬月額によって計算されます。4月から6月に実際に支払われた給与総額を3で割り、算出された平均額(報酬月額)から標準報酬月額を決定して金額に応じて保険料が決まります。

つまりはやはり給料が多くなると、それだけ標準報酬が多いに認識されるので、特にこの期間だけ多めに給料をうけとると、保険料が増えた分手取りは逆に取られてしまうので注意が必要です。

もし働き方を調整できるなら、4~6月は労働時間に気を付けるのがよいでしょう。

しかしながら実際のところ、私は普段通りで少し時間を増やす程度とは思ってます。早々に急に時間外が増えるとやはり厳しい目を向けられますしね(本業は繁盛してないので)。私の副業とは直接できることは投資を磨くぐらいです。しかしながらこれも市場に動かされる毎日で安定はしません。完全はありえませんが、資産拡大と安定志向は日々努力して改善していこうと思います。

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