貸株を知ってる人はよくご存じかもしれませんが、しっかり管理して扱わないと貸株はリスク有です。
優待株が貸株になっていたので自爆したのを告発します(涙
すべての悪は自動設定
見出しの通りで「貸株」が自動設定となっているのがよくないです。手動であれば、設定するときにリスク管理できますが、自動では文字通り勝手に貸し付けていますので知らぬ間に株主から外れることになっています。
株主に成れない=議決権がない、のはあまりリスクとしてないかもしれませんが、配当に影響します。幸いにも配当については貸し先に配当が渡るわけではなく、配当相当分として貸主に分配され雑所得となります。雑所得利益なので株式との損益通算には使えないディメリットがあります。
しかし一番のリスクは貸し出しいると、優待品が入ってこないことです。こればかりは避けようがありません。
ただし、確定日には貸株を強制的に戻す設定もありますが、必ずしも取り戻すことができない可能性もありえるので優待目的ならやらない方がいいです。
設定場所(分かりにくい)と無慈悲な設定
リンク先が分かりにくい「楽天」の貸株の場所。「国内株式」のリンクから下段に「貸株」の場所があります。
「貸株」を選ぶと、現在の貸株状況がリストされます。貸し出しされているかどうか確認しましょう。やっかいなのは新株購入時の自動設定です。
「貸株各種設定」より自動設定を解除できます。
SBI証券ではトップの「国内株式」より選ぶとプルダウンメニューから「貸株」がでてきますが、こちらはフェイク(笑)、「口座管理」から下のしおりのメニューから「貸株」を選びます。
一度貸株を設定すると、新規購入は自動貸し付けになってしまいます(無慈悲)。貸株を避けるのは購入後、ここでチェックし、「銘柄別設定変更」で貸株を外すことになります。
米国株の貸株は強烈に分かりにくい箇所にあります。
「外国株式」「取引」の外貨建商品取引・画面から「口座管理」から、貸株を見つけることができます。口座を持っている人は、いつもの使っている場所と違う取引画面のところです。
こちらも無慈悲に貸し付けされますので、米国株は優待がないのであまり大きな問題にもならないかと思いますが、必要なければ外しておきましょう。
3月度は気を付けて!
最後にですが、優待株は3月権利が多いです。単元買って浮かれていると「貸株」になっていた!っということにならないように、証券会社で「貸株」がある場合はしっかり確認しておきましょう。
ちなみに私は自爆して、一旦売却。3月権利の銘柄を購入してリベンジとしました(汗
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