シンFIRE論を読む

旧三菱サラリーマンさんの新著です。節約と給料の8割を超高配当投資に回すFIRE到達への手法は過激さで良いも悪いも話題となりました。しばらくは著作はなかったのですが、今回改めて出版されたので期待を込めて手に取りました。

ただし結果として私にとってはちょっと意外でした。

投資情報目的では期待できず

まず本はずっしりです。ページ数はおよそ400ページ、価格もなかなかの金額。これはすごい情熱が込められてるな。と思いました。

ただ読み始めて行間が広い…直ぐに、ん?んん?と私にとっては感想はamazonの星が少ない評価が合っているといったところですぐにガッカリしました。

まず投資に関してはそれほど詳しく書かれていません。基礎的なことは書かれていますが、投資情報を得たいと思っている方にとっては期待できません。

押し切るように高配当株を買い続けて配当金で不労所得を得る手法が、今も様々な高配当投資をしているかと思いきや、現状は違うようです。

もっとも投資手法を変えられるのはFIRE後もあり何ら特別なことではありませんが、今までの高配当投資スタイルがなくなってしまってちょっとファンとしては残念です。(ファンでしたよ笑)

FIREとは関係ない

FIREとタイトルにありますがFIREノウハウを書いている訳でなく、人生観や生き様、マイ哲学といったところをつらつらと書かれています。「経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法」と本のサブタイのとおり実際は自己啓発本といったところです。正直にいうと読み続けるのは挫折しました(涙

なぜこのような内容になったかは不思議でしたが、私が期待していた内容とマッチしなかっただけといえばそれだけかもしれません。

著者もありきたりなFIRE本にはしたくなかった、と言われているので「主体的思考法」ということで全面的にご自身の考えを込めたのかと思います。

うーん、私は前作の給料8割株突っ込み、階段トレーニング、豚舎や白湯が好きでした(笑)

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