【医療費】リタイヤ後の医療費リスクを考える

保険(主に医療保険)若いうちはなかなかお役に立つものではありませんが、中年以降ではどんな大病が待っているかわかりません。

しかしながら、できるだけ支出を減らして生きていくリタイヤ期間ではできるなら保険費用は抑えたいものでもあります。

これはリタイヤに限らずですが、生涯の医療費リスクを考えていきましょう。

リスクがイメージしにくい難しさ

一番の問題はどれぐらい費用が掛かるか、イメージしにくいものがあると思います。けがや病気は千差万別です。

経験則から検討するとしても、大概の人は医療保険にお世話になった方はまだ少ないのではないでしょうか?

それぐらいそんなにも大事のけがや病気になる確率はまだまだ少ないのかもしれません。

そのところを踏まえると、今入っている医療保険も何か根拠があって決められているものでもないでしょうね。

予算とにらみ合って、これぐらいなら掛け捨てできるのではないかといったところではないでしょうか?

負担額の上限を知る

医療費がかさむと青天井になるか?とお思いになる方もいるかもしれませんが、高額医療費制度がありますので、費用負担の上限はあります。

所得区分月の支払い上限額
年収370~770万円80,100円+(医療費-267,000円)×1%
~年収370万円57,600円

今現役で働いている世代の方は、多くが医療費の上限が月8万円ぐらいです。

また保険組合で独自の付加給付があるところもあります。3万円弱ぐらいの負担となる場合もあり、手当が厚いです。

(↑これは調べた方がよいです。むやみに医療保険を手厚くする必要がなくなりますので)

今回のリタイヤ後の場合ですと、収入は少なくなりますので、

上記の表で月の上限負担は57,600円となるでしょう。

ただし、医療費用は先払いですので、申請して以後払い戻しになります。そこを考慮しておくと、幾分か高額なキャッシュは必要ですね。

保険云々より、万が一の予備費は現金で手元に置いておく必要はあるでしょう。

医療保険は必要か。

さて上限がわかりましたが、それでも月5万円はなかなか大きい額です。

しかしながら3割負担も入れて、なおも高額となる治療費が毎度必要になるかも疑問なところです。

おおよそお金がかかるとみる「入院」について、厚生労働省の「平成29年 患者調査」によると、退院患者の平均在院日数は29.3日だそうです。

さらにこれは総合失調症や精神障害、アルツハイマーなど回復まで長期にわたるものを含めての平均ですので、多くは2週間程度とも読み取れます。

つまりは費用が特出するのは初月度程度かとも思われます。

保険の原則(お守りにいかが?)

実は保険の原則というものでアドバイスされる方も居られます。

「貯蓄で補えるリスクについて保険に入る必要はない」

上記の結果を踏まえると一度の事故や病気にそれほど大金が一度に出ていくとも思えません。

費用対効果を考えると、例えば月2,000円程度の保険で10年間掛け捨てとすると、24万円かかるのですが、

10年に一度の事故や大病であっても、高額医療費を充てて同じく24万円以上も必要とするのか、可能性は低いように思います。

(これぐらいの額なら日常の支出でなんとかできるかと)

とは言え、なにがしかの不安を抱えての生活も窮屈ですので、年間支出の1~2%程度であれば、まぁそれほどの額でもないですかね。

分かっていても安い医療保険を掛けておくのもアリかと思います。

まさにお守りですね。

がん、先進医療費について

不幸にも「がん」となった場合は多額に費用が発生するのでしょうか?

がんは再発、予防と治療が長引く特徴がありますね。

がん保険 より出典

保険適応、高額医療費を充てられるのは同じく変わりません。アンケートサンプルで100万円超えは1割強(医療保険控除前)とのことですが、

(もっとも、がんの進行ステージによってだいぶ変わります。)

結果として不幸中の不幸の確率では多額にかかる場合もあります。

先進医療とは

先進医療を特約でつける保険は多いですが、先進医療とは何でしょうか?

公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術で
実際の治療費では技術料が保険対象外となっています。

特に高額なのが、がん治療に用いられる放射線治療で300万円程度とのことですが、これは全国でも年2,000件程度で限られた病院でできる治療です。

これもがんと合わせて、本当に確立の問題ですね。

可能性の不安があると、ますます保険会社の懐に入れてしまいそうです。

貯蓄があるという判断も

先の話した原則より、貯蓄つまりは資産があるので、いざとなれば資産を取り崩る考えもアリです。

保険を掛ける判断は何でしょう?多額の費用の発生を抑えることを目的も一つですが、

  • お金を払えないリスク(貯金が少ない)

現役世代では↑のリスクヘッジで保険を掛けている場合もあるでしょう。

リタイヤ後は潤沢とは言えないかもしれませんが、資産はそれなりにあるはずです。つまりはお金は有る、片方のリスクヘッジはできているのです。

仮に取り崩すという選択をすると、例えば250万円も治療に合計かかってしまったとして、資産5,000万円とすると

250÷5,000=5%

5%の計画外の出費となりますが、

5,000円万円で4%の配当(200万円)を毎年当てにしている場合では

4750百万円から4%で190万円となります。

年間収入▲10万円のダウンとなりますが、これでたちまち困窮するわけでもないですよね。

投資資産の目減りを気にするのであれば、

前回の記事で紹介した、現金バケットを用意しておく方がよいでしょう。

その他の健康リスク

その他、晩年には介護費用もリスクがありますが、今回は割愛して別途議論したいです。

(介護のリスクは65歳以上からですかねw)

またセミリタイヤにも関わらず、不幸にも病気を患い仕事そのものもできなくなってしまった場合はどうかというリスクもあります。

これは難題ですね(汗

今日のお題は医療費ですので、別途議論させていただきますw

医療費リスクは予防から

まとめをすると、

  • 医療費は払える
  • 多額の費用が続くとは考えにくい
  • 出費が大きくても、以後の生活費の支障は出にくい。
  • お守りとして保険に入るのはアリ

加えて、リスクの予防からまず手厚くするべきです。

もうリタイヤ、セミリタイヤしているのであまり忙しくて節操のない生活はやらなくて済むはずです。食生活のバランスと身体は十分労わるべきでしょう。

費用は掛かりますが、年一回は健康診断、またがん検診、中年以降は数年に一度は人間ドックは受けるべきです。

会社勤めであれば労働基準法で定められているので定期健診は必ず行われますが、

自営業の方などはなかなか診断しないですね。50歳過ぎてから急にがんなどわかって手遅れの場合もよく聞く話です。

何かあってからでは遅い場合が多いので診断で兆候が発見されるだけでもリスクはだいぶ落ちると思います。

また検診は市町村で補助が出る場合があるかもしれませんのでチェックすべきでしょう。

不安は誰でもありますが、保険でのリスクヘッジはあまり手厚くする必要はないかと思います。

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