借金してこそ 太陽光 その4

レバレッジ、「金持ち父さん」を思い出した人もいるかもしれません。

前回のお話では最終的に一括で購入するのは投資効果が悪いとなりましたが、レバレッジのテコの原理を用いると投資効率は高まります。

つまりはローンを抱えて太陽光を運用した方が手金が少なくてすみ、収益効果も高いというわけです。

レバレッジ効果が高い太陽光

前回からのサンプル物件から、また試算してみましょう。

1,400万円の物件の総額より借入金を7割調達できたとしましょう。

1400万円×70%=980万円の借入金  初期投資1400-980=420万円

例として借入金は年利2.5%の利息とします。収益をできるだけ一定としたいので、返済は元利均等とし、15年の返済としましょう。

毎月の返済額 6.5万円  年間返済額 78.4万円

前回のサンプル物件では収益は年間104万円でしたので

年間手取り 104万円―78.4万円=25.6万円

あらら、ずいぶん手取りが少なくなりました。IRRではどうでしょう?

おっと、IRRは上がりました。しかも総額のキャッシュは初期投資が抑えられた分、2倍ぐらいになることがわかりますね。

ローンを抱えても、初期投資に対して2倍に帰ってくるのはうまみが出てくるかもしれません。

太陽光は収入が一定ですのでレバレッジをかけても、安定して返済できるのでレバレッジをかけるには最適な対象です。

しかしながら、ローンを返済していくと毎月の手取り収入は少なくなります。上記の例ではフリーキャッシュは2万円そこそこしかありません。(15年間)

もうお分かりになったかたも居られるかもしませんが、太陽光については

  • レバレッジをかける必要がある。
  • 毎月のフリーキャッシュを得るには数基必要。

という結論に行きつくのが大体です

一つだけ手金で購入するということは(している方も居られますが)あまりお勧めできないと思います。

かといって、安定した十分な毎月のキャッシュが必要となれば、数基数を増やす必要がでてくるのです。

(おおよそ5~6基程度持ってる方が大半?もっと増やしたいというのはこのことです。)

実情を確認する

さて以上まではかなりざっくりとした試算ですので、いろいろ突っ込みどころもあったかと思います。もう少し実情で詰めていきましょう。

  • 太陽光は劣化する。
  • 年間費用(経費)は詰める必要がある
  • 所得税は経費で埋める

太陽光は劣化する

これは知っておられると思いますが、太陽光はシリコンが経年劣化しますので発電効率は下がるものです。

ただし大幅に下がるものではなく、発電量の年間0.数%程度等々、日射の変動もありますので分からない程度です。

ただし、シミュレーション上は必要になりますので年間で▼0.5%、下限値として保守的に▼0.7%計算に加えるのがよいです。

年間費用は詰める必要がある

これまでは経費を年間36万円とサンプルとしていましたが、これはそれぞれの価格と保守条件によって変わります。

メンテ会社と保険の見積もりを取らないと正確にはわかりません。ただおっちゃんとしては、各項目はちがっても総額はそれほど外していないと思います。あまり経費を下げると保守と保険が薄くなりリスクが大きくなるのでお勧めしません。

また固定資産税は毎年の評価額で変わるので、サンプルでは均等にした平均値入れてます。初年度はしばらく税は割高です。

細かいところでいうと、太陽光は耐久性が高い製品ですが、電気を変換するパワーコンディショナーは20年間も持たないと考えれます。

経費には交換費を積立ているのですが、積立ですので毎年経費となるわけではありません。(交換時に経費)

所得税

収益があるので税が発生します。雑所得か事業所得に分類になりますが、経費は認めらえている様なので減価償却で収益分はほぼ消されるでしょう。

減価償却は知っての通り、毎年償却するので費用として発生する立て付けです。実際には施設の費用は先払いしているので、キャッシュとして減るわけはありません。

償却が終わる18年後は収益が大きくなるので税は注意するところです。

実情を反映して試算してみる

上記の状況を取り込み、もう少し試算の精度を上げてみます。

太陽光は0.5%毎年劣化するとして、

サンプルの経費から固定資産税を別枠とし、パワーコンディショナーの交換を10年後としましょう。

今回は円単位で入れています。

(クリックで大きく)

あちゃー、だいぶIRRが下がってしまいました。やっぱり太陽光はだめかww

うーん、ただこれで結論を出すのはもったいないです。

もう少しがんばってみましょうw(次回に続く)

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