投資効果を見定める 太陽光 その3

前回からの続きです。今回は投資効果の収益計算にスポットを当てます。

ちょっとつまらないかもしれませんが、投資する上でいつかは、様々なところで関わってくるかもしれません。

長期投資の収益計算とは

収益のシミュレーションと投資効果を確認するには少しコツがあります。

株式投資、キャピタルゲインと配当狙いのバイ&ホールドのスタイルでは、何も考えずに持ち続けることで収益を期待することになりますが、ここでは期待するのみで、投資効率などは前提としていません。

長期投資では先々の投資効果を期待するのが一般的です。

企業の経営方針としては、投資に対して最大限に効果を期待するものです。

一般的に投資はある判断基準をもとに比較して決定するもので、判断材料の一つに収益計算が求められます。

この辺りは個人でも同じです。少ない手金で最大限効果を上げたいものです。

さて、太陽光は初期投資が大きいですが、以降はキャッシュが常に一定に受け取れる投資案件です。これが良いのか悪いのか、単年の利回りだけでは測れません。

これには時間的価値を考慮にすることが必要になります。

IRR法とは

ここで指標とする収益計算には有名なDCF法(ディスカウントキャッシュフロー)がありますが、ここでは省略します。

(説明するのには一つの記事が必要になりますしねw)

一定の収益が続く構造なので、IRR法(内部収益率)で投資に対して収益の優劣を見ていくとわかりやすいです。

これは投資に収益率(利回り)を求めるもので、%で表記されます。数字が高いほどよいのですが、単独では見極めはできません。複数で比較する必要となります。

例えば初期投資100という2パターンあり、

  • 1つ目は毎年6%の配当があり、5年後に100が償還されます。
  • 2つ目は年利6%の配当ですが、5年後に配当され100が償還されます。

さてどちらが投資に最適なのでしょか?

IRRを求めてみます。(計算法は略します)

初期投資1年目2年目3年目4年目5年目キャッシュIRR
-1006666106306.0%
-1000000133.933.96.0%

見たところ②の方が総額とし増えているのでお得なように見えますが、IRRでは同じ投資成績を示しています。なぜでしょう?

それよりも②の方が何かおかしいと思うかもしれません。

うすうすわかるかと思いますが、②の方は複利が入っているのです。

これは定期預金でも同じ考え方です。

それなら配当含め満額返済の②の方が良いではないか?と思うのですが

①は毎年「6」のフリーキャッシュが得られてるので、これを再投資すると時間軸も考慮しているのです。

結果としては①②は同じ成績になるというわけです。

太陽光での投資効果は?

ここで前回の例で1400万円の物件で毎年104万円手に入るとしましょう。

(毎年104万円手に入れる、は本当は正確ではありませんが、便宜的に使います)

IRRはいくらでしょうか?

(万円)

IRRが4%と出ました。前回、年間利回りは7.4%だったので、このIRR4%とはどういうことでしょうか?

他と比べてみます。例えば、毎年4%の配当で20年後、元本が返還される案件があるとします。

(万円)

こちらも4%と出ました。つまりはIRRを用いると、

上記の太陽光は4%の配当と投資効果は同等程度と言えるのです。

あくまで事例ですが、表を眺めると毎年のキャッシュは太陽光に利がありますが、4%配当と同程度では思ってた年利として、うまみがないとも思えます。

(ただし、投資として悪い案件というわけではありません)

さらにキャッシュの総額差は440万円あり、毎年のキャッシュを同じ投資で再投資するとした過程のもとですが、

太陽光はそのようなことはできないので、さらに効率は下がると見た方がよいでしょう。

ただ投資効果が悪いのは前回は一括で購入すると、お話しました。

実は投資効果を上げる方法があるのです。

そうです。レバレッジ(借金)をかけることで投資効果が高まるのですw

(次回に続く)

ブログの励みになりますので↓ポチいただけたら幸いです。

にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です